創業当時から、130年以上続く伝統の製法により醸しだされる、中村酒造場の基本となる昔ながらの芋焼酎が「玉露」シリーズです。
鹿児島の伝統産業であるお茶の「玉露」にちなみ、「焼酎界の最高峰」を目指すべく名付けられました。

玉露白

力強い芋の香りと、すっきりと澄んだ飲み口は、霧島・国分の人々に昔から愛された、飽きることのない味わいになっております。地元の多くの人に愛されている中村酒造場の代表的な一本です。

玉露黒

鹿児島の霧島・国分の人々に昔から愛されてきた芋焼酎「玉露」を黒麹で仕込みました。トロッとして、円みのある味わい。ラベルは、創業当初から今なお使われている煉瓦蔵と、霧島連峰から出る伏流水に恩恵を受けていることを象徴した当時から変わらぬデザインです。

「玉露」を蔵の本甕で仕込んだことにより、芋の旨味成分を存分に味わえる、深みと広がりを兼ね備えた一本に仕上がりました。平成24年（2012年）度には、熊本国税局酒類鑑評会にて優等賞並びに鹿児島県杜氏代表賞という栄誉ある賞を受賞しています。

「本甕仕込」の25度とはまったく違う表情を持った原酒の度数は37度。強烈な香りと目の覚めるような荒々しさがありますが、喉元を過ぎた頃に訪れる風味は25度の風味を更に上品にしたものに。ご自身で25度に割って飲み比べるのもまた一興。

手造り焼酎ならではの香ばしく優しい味わい。中村酒造場5代目中村敏治が初めてオリジナルの銘柄として造った焼酎。「仙人様が、甕の中の焼酎の匂いに誘われて、ついつい飲んでしまいたくなるような」焼酎を目指して造られました。

年1回限定毎年3月1日発売

コクがあり、甘口で香りの良い焼酎。基本的な造りは「玉露甕仙人」と同じですが、原料のさつまいもに宮崎県小林市の契約農家による小金千貫のみを使用した限定商品です。原料の都合により、ごくわずかな数量しか製造しておりません。

「玉露白麹」の30度は、白麹の特長を最大限に生かした濃厚な味わい。今では数少なくなった芋焼酎のとっくりは、昔は鹿児島のお土産の定番でした。ぜひ、陶器から溢れ出る芋焼酎の生きた音を聞いて下さい。付属のお猪口で味わえばより一層楽しめます。