中村酒造場

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2015.08.23

今年の芋の出来は・・・

皆様、おはようございます。

 

こちら鹿児島は桜島や台風の影響で県外の方々には特にご心配をおかけしておりますが、蔵人みんな変わらず元気にやっております。(厳密に言えば仕込みの影響で「元気」とは言えませんが・・・笑)

 

 

さて、とうとう農家様より芋が入ってきました!

 

本日より芋の洗い・選別が始まります。

 

 

IMG_2620

 

当蔵が全銘柄に使用している芋は「黄金千貫 -コガネセンガン- 」といって、芋焼酎に使われる芋としては最もポピュラーな品種です。(ちなみに、皆さんが口にする芋けんぴ等もこの品種が多く使われています。)

 

 

 

ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、今年の鹿児島の梅雨は例年にない降水量でした。

 

 

 

気象庁の調べによれば

 

 

「梅雨前線が九州南部付近に停滞しやすく、活動の活発な状態が続いたため、九州南部では、6月としては1946年の統計開始以来降水量が最も多かった。日照時間はかなり少なかった。」

 

 

 

とされています。

 

 

 

 

・・・・・・・・ 1946年以来!?(つまり、ここ69年で一番)

 

 

 

たしかに、6月は雨しか降っていなかったような気がしますが、こんな記録的な数字をつきつけられると正直驚きを隠せません。

 

 

 

焼酎に使われる「さつまいも」や「米(麹用)」は当然農産物ですので、その年の天候や日照時間に出来不出来を大きく左右されます。我々焼酎蔵も農家様と同じように毎年「良い芋が育ちますように」「良い米が育ちますように」と願っております。

 

 

 

 

 

 

そんな中で、今年の芋は例年以上に心配しておりましたが、本日入ってきた芋の出来は予想以上でした。もちろん、「洗い→選別→蒸し→仕込み→蒸留」という工程を踏まなければ分かりませんが、大きさ・重さ・ゴツゴツ感・虫食いなどの観点で見れば、予想以上です!

 

 

 

 

 

それもこれも、農家様がこの異常気象の時でさえ畑に行って雑草を取り水溜りを埋め、少しでも良い芋になるよう目に見えぬ努力をしてくれているからなのです。

 

 

 

 

 

異常事態(異常気象)が発生した時こそ、その人の本質が試されます。

 

 

 

 

農家様との普段の関係性も然り。

 

 

 

 

 

何かあった時に、助け合える・支え合えるパートナーがいるというのは最高の喜びであり、現在当蔵としてそういう農家様とお付き合いさせて頂いているということは最高の幸せであります。

 

 

 

 

 

 

農家様の汗と努力の結晶であるこの芋を、これから美味しい芋焼酎へと変化させ、お客様の期待を裏切らぬ焼酎を今年も造っていこうと思います。